ワードやエクセルなど家庭用ソフトで作ったデータでは入稿できない。基本はのぼりの販売店のほうで個々に使っている印刷用のデータに置き換えている。

名前:武田 正樹
飲食店を経営しています。
通常、家庭用のパソコンに標準装備されているワードやエクセルなどのソフトでは、そのまま入稿することはできません。
のぼりの販売店が使用している専用データファイルが必須になります。
■家庭用のデータファイルは置き換えが必要。
基本的にワードやエクセルでも入稿可能なのぼりの販売店はありますが、正確に言うとそれは入稿とは呼べません。
のぼりの販売店のほうで、入稿可能な専用データに作り替えています。
マイクロソフトオフィスで作ったファイルなど、パソコンに標準装備されたアプリは“家庭用のソフトで作ったデータ”なので、それをのぼりの印刷には使えません。
■印刷用のデータはのぼりの販売店によって異なる。
印刷用にどのデータを使って作成しているかは、のぼりの販売店個々によって異なります。
あるのぼりの販売店では、イラストレーターという専用ソフト(有料)を使ったファイルで、入稿データに置き換えていますし、それ以外のファイルで入稿している印刷屋もあります。
また ファイル形式についてもaiやepsなどの決まりが個々にあります。
■入稿可能なデータ形式としては、Adobe Illustrator(ai形式・eps形式)、または、Adobe Photoshop(psd形式)などがあります。
このデータ形式ものぼりの販売店の印刷屋によって異なりますが、いずれもバージョンCCまで対応可能なところと、そうでないところがあります。
完全データ入稿でオーダーしたい場合は、一般的に入稿不可なデータ形式であるPDFやoffice系データ(Word・Excel・Power Point)などをもとに問い合せしてみてください。
画像データのみ使用可能など、いろいろな条件があります。
中にはWEB上でのぼりのデザインが作れるのぼりの販売店もあるようですので、専用ソフトがない場合はそちらも検討してみてください。